離婚前に子供へするべきこと

 

子供への影響を考えると、安易に離婚は決められないことと思います。ただし、離婚をしないことが逆に子供へ悪影響を及ぼすと考えられる場合には、離婚も視野に入れなければならないでしょう。子供は大人が考えている以上に賢く、雰囲気からも多くを感じ取ります。親の都合で離婚という道を選ぶのであれば、事前に子供への影響を少なくするようにしましょう。

 

子供の前で悪口は言わない

夫婦喧嘩が続いたり、夫に裏切られたりということが起こった場合、母親はそばにいる子供についつい愚痴をこぼしたくなりますが、その行為で傷つく子供が少なくないといいます。母親が父親の悪口を言えば、子供は「自分の悪口を言われた」「お母さんは、自分のことを好きじゃない」とネガティブに受け止める傾向があります。子供にとっては自分自身を否定されたと同じように感じてしまいやすいので、十分気を付けましょう。

 

子供の意見を尊重する

子供にも感情、意思はあります。すべて大人が決めてしまうのではなく、子供の意見を聞いてあげることも大切です。離婚をすることに反対すると思いますが、今は理解できなくても、いつかは分かってもらえると信じ説明しましょう。言いにくいことを下手に隠したり、誤魔化すなどは逆効果です。大切なことは言い方を変えて、真実を伝えましょう。思ったことを親子で素直に話し合える環境は、子供の苦悩やストレスを減らすことができます。

 

子供の気持ち、考えを軽く見ない

子供に離婚の理由を説明しましょう。2,3歳くらいの子供に話しても理解できないだろうと考えず、小さな子供には「なぜ父親と別々に暮らすのか」を分かりやすい言葉で理解できるように話すこと。離婚をしたら何が変わるのかなど、将来のことも含め、きちんと言葉で説明し、子供に心配や不安を感じさせないようにします。小さな子供は小さいなりに、話を理解しようとしてくれるはずです。

 

父親との面会

離婚をして自分が子供を引き取り育てる場合、自分と子供、夫と子供の関係を客観的に見る必要があります。もし子供が父親と母親の両方が同じくらい好きで、一緒に暮らしたいと望んでいる場合、自分と夫は離婚をすることになるけれど、子供にとっては良い父親だったと認めることが大切と考えます。自分が夫をどれほど嫌っていようが、憎んでいようが、自分と子供は異なる人格と認識しましょう。子供が父親に会いたいと言っている場合には「別々に住んでも父親とは会うことは出来る」と伝え、子供を安心させ、短時間でもできる限り希望に答えてあげることが理想です。

 

離婚はせず修復する

もし離婚はしないと決めたなら、冷えてしまった夫婦の関係を少しでも改善していく気持ちが必要です。両親の仲の悪い環境で一緒に生活をする子供の葛藤は、離婚した家庭の子供よりも長く続き子供の心を傷つけ不安にさせます。子供が望むのは、両親が離婚をしないことではなく、両親の仲が良いことです。もし、夫の反省が一時的でまた元に戻ってしまったとしても、自分自身で期限を決め、その期間まで夫婦仲を修復するために努力する。そうすることで万が一、夫婦仲の修復は困難で離婚することになったとしても自分自身納得ができますし、子供も少しずつ理解を示してくれるのではないかと思います。