不妊治療と浮気

W様 女性(埼玉県越谷市)

私達は結婚が遅く、結婚してからは今年で2年目になります。夫は私よりも9歳年上の40代です。結婚後、すぐに子供が欲しかったのですが、妊娠しにくいため不妊治療をしています。以前は協力的だったのですが、今の夫の気持ちは分かりません。

 

半年前くらいから一か月に数回、現在では帰宅が遅くなることが増えました。友達に誘われたら女性のいるお店にも飲みに行っているようです。

 

帰宅が遅くなる時、夫と一緒にいるのは男友達ではないことは分かります。夫は仕事でもプライベートでもSNSを使います。私は詳しく分からないのでIT系に強い友人に夫の事を相談したら、夫とプライベートでも深く関わりのありそうな女性を見つけ、私に知らせてくれました。さらに詮索すると、その中の一人は夫の中学校の同級生でした。

 

友人が、その女性の別アカウントを見つけたと教えてくれました。彼女は画像をたくさんあげていました。さすがに、夫の姿は写っていませんでしたが、夫の所持品の一部が、彼女のアップした写真に載っていました。その他の理由からも、この女性と浮気している事は間違いないと思いました。夫の浮気の証拠を取ってから本人に事情を聞きます。

子供が欲しいから不妊治療をしようと二人で決めたはずなのに、とても悔しいです。これから依頼する浮気調査で夫が浮気をしていたら、子供を作るのは諦め離婚を考えています。夫を信頼出来なくなっている状態で子供を作り、子育てしていくことは不可能です。その際には、夫と浮気相手に慰謝料請求をしたいと思いますので、浮気相手の住所、職場などできる限り多くの情報を知りたいので、合わせて調査をお願いします。

 

調査結果・依頼者様の様子

やはり、夫の浮気相手は同級生の女性でした。依頼者様が夫に、調査報告書を見せるとすんなり浮気を認めました。浮気相手には慰謝料を請求中です。

 

依頼者様は、夫と別れると決意していたため事前に離婚届を用意していましたが、夫は離婚を拒否。夫からは「浮気相手とは別れ、今後浮気はしない」「不妊治療に協力する」ことを約束し、もう一度やり直したいという話があったようです。

 

「今後について」夫と数日にわたり話し合い、「夫が妻との離婚を望んでいない事」「浮気相手としっかり別れて、夫婦として不妊治療にきちんと向き合いたい」という決意を夫から聞き、依頼者様はかなり驚かれたようです。離婚を覚悟し浮気調査を進めてきた依頼者様でしたが、反省の気持ちと、不妊治療に協力的な夫の態度に気持ちが大きく揺れ、今回は離婚をせず様子を見ることにしたようです。現在では、ご夫婦で病院に診察に行くことが多く、夫も一緒に医師の話を聞いたり、病院での検査にも立ち会ってくれているとの事でした。

 

MAX調査事務所から

不妊の原因は女性にあると考えられていた日本でも、最近では不妊の原因の約半分が男性側にあると言われております。フィンランドの人間生物学の本の中でも、多くの国で精液中の精子の量がここ50年で半減しており、これに関しては環境有害物質や生活習慣の変化が疑われるとの記載があり、現在は子供を産む年齢が高齢化してきているために受精が困難になってきていること。そして、不妊の約40%が男性側の理由によることを指摘しています。

 

とは言いますが、不妊治療は精神的にも肉体的にも女性側に負担が大きく、いつまで続けたらいいのか、子供は本当にできるのか、続ければ結果が出る、頑張れば結果が出るという保証がないので、先の見えない不安でストレスがたまり、辛い思いをしている方が多いのが現実です。

 

治療が始まり、いろいろな検査をして治療方針や治療方法が決まると、希望や夢が膨らみ、将来が楽しみになりますが、反対に治療をしていてもなかなか結果が表れないと、医師への不信、治療に対し不安や不満を感じるようになります。また、周囲の方の言動や態度からもストレスを抱えやすくなります。いろいろな事で疲れ耐えられなくなってしまった時、喪失感を感じたり、攻撃的になったり、感情的になってしまうのは全くおかしなことではありません。

 

不妊を女性だけの問題と捉えず、夫婦の問題と認識してお互いに支え合うことで夫婦の絆を深めることが出来る大事な時に、夫が浮気をしていたら….今後、夫婦としてやっていく気持ちは失せ、夫への愛情も一瞬にして冷めてしまうのは当然の事です。

 

Writing by Kitagawa