探偵コラムDetective Column

2019年12月13日

夫の風俗通いは浮気となるのか?

浮気問題の中には、配偶者が風俗店を利用したことが発覚し離婚騒動となる場合があります。風俗の種類や状況によりますが風俗通いを浮気として感じている方は多いようです。

Question

夫が風俗店を利用している場合には浮気となりますか?また認められるのはどのようなケースでしょうか?結婚して家庭があるのにも関わらず風俗に通っている夫を許すことができません。今では生理的に受け付けられなくなりました。生活を共にすることが精神的にキツイため離婚し慰謝料を請求したいと思っています。その際にはどのような証拠が必要となりますか?

Answer

風俗通いの事実だけでは離婚請求は認められない可能性は高く、認められるためには必ず複数回の性的関係があることを立証しなければなりません。しかし、離婚となる原因が配偶者の風俗通いである場合には離婚理由として認められる可能性はあります。このような状況から離婚に至った場合には慰謝料請求が認められる場合がありますが、不貞行為の証拠がない場合の慰謝料額はかなり低くなります。

 

ここでとても気になるのは、配偶者と風俗店で働いている女性との関係です。

  1. 夫はただ風俗店に通っているだけなのか?
  2. お店が終わった後にその風俗店の女性とホテルに行く可能性は?
  3. 風俗店の出勤日以外のプライベートな日に二人で会い、ホテルに行くことは?

実際に浮気調査をしてみると、お店の業務とは一切関係なく性的な関係を継続的に持っているケースも少なくありません。風俗店で働く女性の早上がりを想定して、店の営業が終わる一時間前から調査を始めてみると有力な証拠が掴めるかもしれません。

不貞行為の原則と風俗との関係

不貞行為(浮気・不倫)とは、「配偶者のあるものが自由な意思に基づいて配偶者以外の異性と性的関係を結ぶこと」とされています。(民法770条1項1号)原則として配偶者以外の異性と性的関係を持ったときに「不貞行為」は認められます。そのため、風俗通いをしている配偶者が不貞行為をしたとして離婚請求をするときは「性的な関係」にあることを立証しなければなりません。しかし 風俗の中には性行為を目的としない店も多く、配偶者の通っている風俗店で確実な不貞行為の証拠を得ることは非常に困難な状況です。

また、風俗通いだけで性的関係がない場合には「不貞行為」にはあたらず、性的な関係を持てる風俗店に行ったことが証明できても、一度だけの関係で離婚が認められることはありません。離婚となる理由が風俗店を利用したことにあると判断ができれば民法770条に規定されている「離婚事由」として認められる可能性は高くなります。

風俗に通っていたことが離婚の原因になる理由

  1. 配偶者の風俗通いから夫婦生活がなくなった
  2. 配偶者が風俗に通うために家庭に入れる生活費が少なくなった。または貯金を切り崩していた。
  3. 配偶者が風俗に通い性病に感染した

「不貞行為」には該当しなくてもその他のさまざまな事情を考慮して、夫婦関係の修復が困難になり破綻を招くような行動を配偶者がしていた場合には民法770条1項5号の「婚姻を継続しがたい重大な理由」として認められることがあります。 

過去の事例では、既婚男性と不倫関係にあるクラブのママに対し妻が慰謝料を求めた裁判(2015年)がありました。裁判の内容:月に1~2回クラブのママと食事をとった後にホテルに行き、性行為をするということを7年間繰り返していました。しかしこの行為を「優良の客を確保するための営業の一種」として「夫婦の結婚生活の平和を害するものではない」と判断しました。枕営業を不貞行為に当たらないと判断し、夫婦の結婚生活の平和を害するものではないという論理については今でも否定的な意見が多くあります。このとき、依頼者の妻の意思により控訴を諦めたようですが、控訴審まで進んだ場合には判断が覆される可能性もあったのではないかと言われています。

このような場合に妻側が集めておくべき証拠とは!?

  • お店の業務とは全く関係がないが性的な関係が継続的にある(付き合っている)
  • 「愛している」や「すき」などのメールのやりとり
  • 記念日や誕生日などを一緒に祝っている写真
  • SNSにアップしたデートの様子
  • 半同棲をしている
  • 子供がいる(妊娠し中絶した事実)

これらの証拠があることで「結婚生活の平和を害するような深い関係である」ことが主張でき、例え裁判となっても有利となるでしょう。また過去の裁判例からみてもほぼ間違いなく不貞行為にあたる証拠となりますので、そのような事実を掴み証拠として提出すると良いでしょう。

配偶者の風俗通いや浮気などで悩んでいる場合には

  • 配偶者がしらを切る
  • 相手と口裏を合わせる
  • 証拠隠滅をする

これらを状況を考慮し、事前に不貞行為を証明できる証拠を揃えておくことが重要です。

あなたが決意をしても配偶者が離婚に応じない場合には、「離婚事由」を根拠に話を進めていくことになります。ご自身で証拠を集め始めたが簡単にはいかないことも多く、またご自身で集める証拠には限界があります。確実な証拠を必要とする方は遠慮なく当探偵事務所にご相談ください。

 

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