浮気を許す

夫や妻の浮気(不倫)が発覚したら貴方はどのように考えますか?

・配偶者と浮気相手から慰謝料をとり離婚をする方

・配偶者と話し合い関係を修復したい方

・離婚は考えていないので浮気(不倫)相手を排除し慰謝料を請求したいと考えている方

・一定期間少し様子をみる方

・現在の生活を守るため気付かないふりをするという方

・離婚を視野に入れて考え始めたが結論が出ないという方

人により様々です。依頼者様のなかには、配偶者の浮気が明白となり精神的苦痛を受け本心では離婚を望んでいたとしても、実際に離婚後の生活を考えると躊躇してしまうと話す方は少なくありません。

離婚をするか、このまま配偶者との生活を継続させるかについては人生を大きく左右する問題であるため、すぐに決断ができないのは当然のことです。

浮気や不倫を許すかどうかについてはその人の性格や考え方、今までの夫婦の関係などにより大きく異なります。婚姻関係にあるにも関わらず配偶者以外の異性と「性的な関係」にあり、証拠がある場合には慰謝料請求が可能となります。話し合いで折り合いがつかず裁判となった場合でも有力な証拠があることで離婚請求が可能、有利となることがあります。

夫婦関係の修復を検討

浮気(不倫)を許し夫婦関係の修復を検討する場合には、本音で話し合うことが必要です。配偶者を責めたり責任を問いただしたり非難をするのではなく出来る限り穏便に話し合うことを心掛けましょう。

浮気をした過ちについては配偶者は非を認め心から深く反省してもらい同じ過ちを繰り返えさないと約束してもらいます。ケジメをつける意味や証拠として「合意書」を作成し証明とするのも良いかと思います。

合意書作成の際には以下の5点を追加し、夫婦関係を修復する際には今回に限り浮気(不倫)を許すと記載します。または、2度目の浮気(不倫)は完全に許さないとする合意書を作成し本気度を伝えることも可能です。

・不貞行為の事実とパートナーに対し精神的苦痛を与えたこと、全面的に非を認める文言

・慰謝料を支払う場合のみ金額と支払い方法、期日を記載

・浮気(不倫)相手との関係を完全に終わりにする

・浮気(不倫)相手と連絡を取り合うことや会うことは今後一切禁止とする

・合意書の内容を違反した場合、ペナルティが発生する

気付かないことにしたい・様子をみたい

配偶者との関係をこれ以上ギクシャクさせたくないと感じているのであれば、浮気(不倫)相手がいることが判明しても無理に行動に出る必要はありません。

配偶者の言葉を信じたいと心から思うのであればそれも良いと思います。

しかし、配偶者の本当の気持ちが知りたい場合や、これから先の将来に対する心配や不安があるようであれば、配偶者の浮気(不倫)に気付かないふりや様子をみながら生活を続けることは想像を超えた精神的負担や心身の不調、予期せぬ問題や夫婦関係の更なる悪化が生じることも珍しくありません。

証拠があることで配偶者と浮気(不倫)をした相手に慰謝料を請求でき、その権利は浮気(不倫)の事実とその相手が誰であるかを知った時点から3年以内で、それ以降は請求ができなくなるため注意しなければなりません。

今は配偶者の浮気(不倫)に気付かないふりをしたいと思っていても、今後の配偶者と浮気相手の関係の深さや親密さによっては夫婦関係を見直さなければならないこともあるでしょう。証拠が揃っていることで時効前まで慰謝料の請求ができます。

3年という期間は長く、浮気が発覚した当初は気付かないふりをしていようと思っていても、二人の関係が長くなるにつれ穏やかではない心境の変化が起きる場合も考えられます。

離婚を検討

浮気(不倫)をした配偶者に対し離婚を請求した場合、素直に相手が応じれば問題ありませんが、なかには夫婦間での解決が難しくなり裁判に持ち込み解決をしたいとを望む場合があります。その際には離婚裁判を起こせる「法定離婚事由」に該当することが必要となります。

また、偽証を防止するため不貞行為の証拠が不十分な場合には離婚が認められないケースもあり、仮に認められたとしても慰謝料が取れない、または少額になることが考えられます。

慰謝料の請求や財産分与の判定、教育費や親権問題などの条件を有利にし、今後の生活をより安定させるためにも不貞行為の証拠は必要不可欠となります。

浮気(不倫)を許すかどうか決められない場合

配偶者の浮気(不倫)は事実だが、今はどうしたら良いのか結論が出ないという場合があります。浮気が発覚し精神的なショックやダメージが大きく今後の事を考えられないときには無理をする必要はありません。

しかし、離婚請求や慰謝料請求など、あなたが損のないように話を進めていくためにも、出来る限りの証拠は集めておきましょう。

浮気や不倫問題はほとんどの方がご自分の両親や知人に相談をすることが難しい相談内容です。浮気(不倫)を許すかどうかという結論はすぐに出せないこともあります。

そのような時の真実こそ今後行動を起こすうえでとても大切な判断基準となるでしょう。