離婚後に掴んだ幸せ

 

私は30代で結婚し子供が生まれました。子育てをしながらビジネスに長けていた夫の協力で雑貨屋を始め、子育てと仕事の充実した日々を送っていました。ビジネスの難しさに直面し上手くいかない事もありましたが、お店に来てくれるお客さんとの会話や、商品を仕入れたり、買い付けに行ったりする楽しさを学びました。夫はいつでも良きアドバイザーであり協力者でした。お互いに忙しく、時間がすれ違いゆっくり会話ができない時には、電話などでコミュニケーションを取るようにしていました。

 

6年前に、今までの人生の中でとても辛いことが起こりました。他に好きな女性が出来たから「別れて欲しい」と夫に言われたのです。何となく他に女性がいるのではと感じてはいましたが、まさか離婚の話を切り出されるとは思っていませんでした。何度も話し合い、最終的に別れる事が決まりました。幼い子供達にこの事をどう話したらいいのか、暫くの間考えました。「お父さんとお母さんは、あなた達が生まれたことをとても嬉しくて思っていて、そのお陰で今も幸せ」だという話をしてから事情を説明しました。子供達のメンタル面がとても心配でした。

 

離婚後は月に4回、仕事が休みの土日は夫が子供と一緒に生活し子育てをしていました。夫が子供を見てくれていた日曜の夜、私の自宅に子供達を送り届ける車の中に見知らぬ女性の姿がありました。その光景を見た時には頭の中で整理がつかなくなりそうな程、とても複雑な気持ちになりましたが、子供達は「お父さんと、お母さんがまたまた元に戻るかな」という期待を抱かずに済んだようで結果的には良かったのかもしれません。今思えば、夫は結婚した後でも女性に不自由はしていなかったようです。

 

離婚後の私は食欲がなくなり10キロ以上体重が落ちました。人と話すのも仕事以外の外出も化粧をすることさえも嫌になり、生きる気力もない状態が暫く続きました。それは、とても長く辛い時間でした。

 

何とか精神状態も安定してきた3年ほど前、市が主催の講座に参加したその時、そこで幼少時代から仲の良かった男性と偶然再会しました。昔から良い印象を持っていましたが、お互いに恋愛感情は全くなく友達という仲でした。

 

出会って1年以上は友達としての関係が続きました。心を開くこと、自分以外の誰かを受け入れる事が怖かったからです。暫く彼と会話を重ねていくうちに、彼との安心できる関係、ありのままの自分を受け入れてくれる彼の心の広さに惹かれていき、お付き合いすることになりました。会うたび、話すたびに自分の心が満たされ安定していくのを感じ、いつも近くにいたいと思う気持ちが生まれました。年齢的にも結婚には抵抗がありましたし、もう見た目は若くはありません。それも十分理解しています。

 

十分に話し合いお互いの気持ちを理解した後、私達は結婚しました。彼は子供達に対し、育ての親として、時には一人の人間として向き合って接してくれています。そして今の私は主婦として、彼のため、娘達のため、そして自分のために生きています。常に明るくポジティブに。それが元気でいるための秘訣だと思っています。

 

前の夫はというと、脳の病気を患い身体が不自由になり、言葉もあまり喋れなくなりました。すると、それまで周りにいた女性は波が引いていくように去っていき、現在、元夫の面倒は彼の妹さんが見ているようです。

 

最初の結婚で私は娘達を授かり、経営を学びました。今の結婚では本音で向き合うことの大切さと、安心できる穏やかな時間を得ました。あの時の「全ての出来事には意味があった」と今では前向きに考えられ、内面的にも成長した自分を感じられるようになりました。いろいろあった人生ですが私は幸せだったと思っています。もちろん、彼と一緒に、家族みんなでこれからも充実した幸せな人生を送りたいと思っています。

 

最後に

彼女は内面にしっかりとした芯のある素敵な女性でした。自ら自分の短所は「怒りっぽいところ」、長所は「人の幸せを素直に喜べるところ」と言う彼女の話からは、心のゆとりと言葉の重みを感じました。

 

離婚後に幸せになれるかなれないかというのは、今までの経験をどう受け止めて、どうのように自分と向き合い、出会う相手とどう向き合うのかによっても大きく変わります。また、納得した上での離婚か、納得できずに離婚をするのかによっても大きく違います。納得がいかないままの離婚は気持ちが不安定で、今後の私生活にもマイナスの影響が出やすくなります。夫が浮気をしていて「離婚をしたい」と言ってきた場合には、自分の立場を守れる証拠を掴んでおくとよいでしょう。離婚後の夫の経済的サポートは必要不可欠です。夫からの養育費の確保と、浮気相手に責任を取ってもうら為の慰謝料の請求は行うべきです。マックスは、しっかりと「不貞の証拠」を取得し、貴方をサポート致します。

 

Writing by Kitagawa